アーユルヴェーダ流！体臭・口臭を消す3つの方法とは？

今回は、アーユルヴェーダ流

花粉症や鼻炎になりにくくして、【体臭や口臭（加齢臭）などの体から出る匂いを消す3つの方法】をご紹介したいと思います。

アーユルヴェーダ的な口臭や体臭の原因とは！？

アーユルヴェーダでは、体臭や口臭など加齢臭などの嫌なにおいの原因は、身体に溜まったアーマと呼ばれる未消化物が原因と言われています。

このアーマと呼ばれる未消化物は、私たちが食べた食べ物が完全に消化されず腸や体内に残っている状態を指します。

なぜ食べ物が完全に消化されない状態なのかというと、ストレスや体の凝りから来る冷え等により、アグニと呼ばれる消化の火が弱っている事が原因と考えられています。

この未消化物を体内から排出する事で、体臭や口臭を消し、お肌を若々しく蘇らせてくれると言われています。

体から未消化物を排出する3つの方法とは！？

未消化物を体の中から排出するための方法は下記の3つです。

・消化力（アグニ）を強くして未消化物を作らない。

・身体に溜まった未消化物を排出する。

・消化に良い食べ物や食べ合わせを知る。

それぞれを説明します。

・消化力（アグニ）を強くして上げて未消化物を作らない。

まず、【アグニを強くする食事法】を方法を説明します。

食事は毎回20～30回程よく噛んで食べます。食事中には冷たい水を一緒に取らないようにし、できるだけ温かい飲み物か汁物を摂ります。3時間以上は空腹時間を作ります。おなかが空いた状態はアグニを強くします。

また、基礎体温を上げることも消化力を挙げるために大切です。

例えば、足湯をしたり、お風呂では天日塩の湯舟に20分浸かります。また、毎日できるだけ歩く時間を作って、ヨガのアーサナや、呼吸法（プラーナヤーマという、３秒ずつ息を吐いて止めて、３秒ずつ息を吸って止める自律神経と整える呼吸法）を取り入れるとよいでしょう。

・身体に溜まった未消化物を排出する。

アーユルヴェーダやアロマテラピーによる油剤法（オイルトリートメント）などの施術や、発汗法（薬草によるスチーム温浴）による体温を上げて汗腺を開いて代謝を促進する施術が有効です。食事法では出し切れない体内に溜まった老廃物や未消化物を効率よく排出を促します。

また、腸が冷えて活動が鈍くなっている方が多いので温めてほぐすことで排出を促すのも有効です。

水溶性ケイ素などのミネラルを摂ることで、腸内の悪玉菌を除去し、善玉菌の働きが活性化するような研究結果も数多く報告されているため、一日８～10回程度、ケイ素を入れて水分を摂ると良いでしょう。

・消化に良い食べ物や食べ合わせを知る。

食べ合わせは重要で、特に生魚は消火が完全に難しくアーマとして残りやすいです。

また、ごはんと肉魚類、牛乳とフルーツや肉魚類などの食べ合わせによって、消化力が落ちてしまう組み合わせがありますので、果物は単品ずつ摂るなどして食べ合わせには注意してください。

他には、なるべく添加物や保存料の少ない直前（30分以内）に手料理されたものを選び、天然で鮮度の良い季節に採れる旬の食材や調味料を用いることも大切ですね。無農薬やオーガニックな食品を摂って体内の酸化を防ぐように心がけて下さい。

これら3つのポイントを押さえて、体臭や口臭を消すだけでなく、お肌も若々しくつやつやに生まれ変わりましょう。

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